Farm Samの野菜のつくり方

『炭素循環農法』の考え方を基本に独自のアレンジを加え栽培に取り組んでいます。この農法は簡単に言いますと、自然界で起きている生態系の循環システムを利用して野菜を栽培するもので、植物性の有機物(木材・竹のチップ、落ち葉、きのこ栽培に使用された後の廃菌床など)を畑に漉き込み、土壌の微生物の活動を活発化させることで、土壌内の多様な微生物が植物の育成に必要な養分を供給してくれるといった考え方です。微生物と植物の共生関係をつくる手助けをしてあげるってことですね。

このように自然に近い環境をつくってあげることにより、野菜は自身の力でたくましく育つ健康的なものになります。ですので、一般的な慣行農業で使用される農薬や化学性肥料に頼らずとも、美味しい健康な野菜が勝手に育つといった具合です。人間が野菜を強制的に育てるのではなく、野菜が勝手に育つ環境づくりの手伝いをするって感じですね。

この農法は化学的に証明できていないことも多く、成功させるには色々な課題があるのも事実のようですが、地球環境と人との共生にも有効な方法ですので大変魅力的に感じていますし、何より安全・安心な美味しい野菜が育つ可能性を秘めた方法であることに大きな希望を感じています!

私自身も長年ランニングをしてきて、記録を狙ったハードなトレーニングを行った時期に食事のとり方を色々と工夫(カーボローディングなど)してみましたが結果、普段どおりの自分の食べたいもの(体が欲しがる?)を食べた時にベスト記録がでました。 野菜も同じ。自然環境が一番いいんだと思います!